8.4インチUMPCとして人気なのが「OneMix3S+」。ピンク色の可愛らしいモデルだが、実力は十分。
OneMixシリーズと言えば、最新版は「OneMix4」だが、そちらは10.1インチモデル。別モデルと言ってよいだろう。8インチモデルとしては「OneMix3S+」が2020年発売ながら最新と言える。
「+」の付かない「OneMix3S」との違いはCPUが第8世代のCore m3-8100Yから第10世代のCorei3-10110Yに進化していること。というわけで、性能を見ていこう。
OneMix3S+のスペック
公式サイトからスペックを引用すると以下の通り。
プロセッサ | プロセッサ | 第10世代インテル® Core™ i3-10110Yプロセッサー |
コア数/スレッド数 | 2コア/4スレッド | |
ベース動作周波数 | 1.00 GHz | |
バースト周波数 | 4.00 GHz | |
L2キャッシュ | 4 MB | |
グラフィックス | グラフィックス | インテル® UHD Graphics |
ベース動作周波数 | 300 MHz | |
バースト周波数 | 1.00 GHz | |
実行ユニット | 24 | |
DirectX | 12 | |
OpenGL | 4.5 | |
メモリ | 規格 | DDR3 |
容量 | 8 GB | |
ストレージ | 規格 | PCIe SSD |
容量 | 256 GB ※M.2ポートは装備しておりません | |
ディスプレイ | 8.4インチ、2560×1600 358PPI | |
ゴリラガラス4採用 H-IPS液晶パネル (マルチタッチ対応) | ||
入力 | キーボード | QWERTYキーボード |
※日本語入力切替は「ALT + 半/全」または「ALT + ~」(チルダ)の同時押しで切り替えることができます | ||
マウス | 光学式ポインティングデバイス | |
タッチペン | 4096段階筆圧検知タッチペン対応(2048段階筆圧ペン付属) | |
オーディオ | システム | サウンドチップ搭載 |
スピーカー | モノラルスピーカー内蔵 | |
マイク | マイクロフォン内蔵 | |
有線LAN | – | |
無線LAN | Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac | |
(2.4G/5G Dual-band wifi, 443Mbps) | ||
Bluetooth | Bluetooth 4.1 | |
カメラ | – | |
インターフェース | 1×USB 3.0 Type-A | |
1×USB 3.0 Type-C (PD2.0対応) | ||
1×microSDカードスロット (対応メディア256GBまで ※A2規格は非対応) | ||
1×音声出力とマイクインの3.5mmコンボジャック | ||
1×Micro HDMI(D Type) | ||
セキュリティ | 指紋認証センサー | |
冷却方式 | ファンシンク | |
バッテリー容量 (リチウムポリマー) | 8600mAh | |
保証 | 1年(日本国内サポート) | |
技適認証取得済み | ||
付属品 | 1×ACアダプタ(5V3A / 9V2.67A / 12V2A) | |
1×説明書(保証書) | ||
本体サイズ | 204mm × 129mm × 14.9mm | |
本体重量 | 659g | |
サポートファイル形式 | MP4 / M4V / MKV / XVID / WAV / AAC / MP3 / AMR / FLAC | |
APE*Supports video formats such as H.265 | ||
HEVC(Main profile), H.264(Baseline/Main/High profile) | ||
MPEG4(Simple profile / ASP), and supports PCM | ||
AAC / AAC+ / eAAAC+, MP3, AMR – |
メモリ8GBとストレージSSD256GBは選択肢なし。最低限のラインはあるだろう。解像度は2560×1600と優秀。HDMI経由で外部ディスプレイと接続しても快適に利用できるはずだ。大容量バッテリーを積んでおり、 659gと軽量だ。
キーボード
ファンクションキーは独立していないため、多少慣れは必要だがキーピッチは十分で、タッチタイピングも可能。右上は指紋認証になっている。
ヨガスタイルでタブレットにも
いわゆるヨガスタイルでタブレットのように使用することも可能。ディスプレイはタッチ対応だ。
OneMix3S+の販売価格
価格は公式サイト で10万6,480円、Amazonで10万7,799円。
公式サイトは以下の付属品付きなので少しお得。
テックワンオリジナルOneMix3収納ケース
テックワンオリジナル液晶クリーナー
2048段階筆圧ペン付き
miniHDMI変換プラグ
ただ、いずれにしても10万超えは高い印象。8万円代なら魅力的なのだが……。
というわけで、「OneMix3S+」の紹介でした。