2020年ドン・キホーテから「Nanote」という7インチUMPCが1万9,800円という衝撃的な価格で発売され、UMPC好き界隈を騒然とさせたが、CPUがAtom x5-Z8350、メモリが4GB、ストレージは64GB eMMCという低スペックぶりにおもちゃレベルのヤベェやつだった。
それから1年後に登場した後継機「Nanote P8」は、CPUがPentium N4200、メモリが8GBとスペックアップ。ストレージは据え置きだったが、実用化されたといっても過言ではないだろう。その分価格も3万2,780円と跳ね上がったが。
Nanote P8のスペック
型番 | UMPC-02-SR[SILVER] |
CPU | intel® Pentium N4200 1.1GHz (最大2.4GHz) クアッドコア |
GPU | intel® HD Graphics 505 |
OS | Windows10 Home Office : Office Mobile 内蔵 |
液晶ディスプレイ | 画面サイズ 7 インチ / 画面解像度 1920×1200 IPS |
タッチパネル | 10ポイントマルチタッチ 静電式 |
メモリ | 8GB LPDDR4 |
ストレージ | 64GB eMMC |
WiFi | 802.11b/g/n |
Bluetooth® | ver.4.0 |
カメラ | 前面0.3MP |
サイズ / 重さ | (約)181×113.6×19.6(mm) / 約 560g |
バッテリー | 容量 : 7.6V / 2050mAh 連続使用時間 : 約7時間※ |
インターフェイス | Type-C 端子 (充電用) / USB3.0端子 / microHDMI 端子 / 3.5㎜イヤホン端子 / スピーカー(×2) / マイク / microSDカードスロット (256GBまで対応) |
付属品 | ACアダプタ(約1.6mヘッド含む) / microHDMI-HDMI変換コネクタ(約165mm) / |
気になるのはやはりストレージ。容量も少なければ速度も遅い。USB端子が1つしかないのも難点だが、まあカバーできるだろう。
逆に解像度が1920×1200あるのはうれしい。
Nanote P8のキーボード
キーボードの公式画像はなかったのでこちらで。7インチUMPCとしては非常に優秀に思える。キーの小ささに慣れれば日本語入力もそれほど苦にはならないだろう。
Nanote P8のタブレットモード
いわゆるヨガスタイルでタブレットのように使える。画面は当然ながらタッチ対応だ。
Nanote P8は買いなのか?
前作よりも大幅にパワーアップしたNanote P8だけど、果たして買いか?
Amazonで売られている謎のUMPCの最安モデル(SSD128GB、メモリ8GB)が3万2,666円なのを考えると、安さでもそれほどアドバンテージはないかもしれない。発売元が謎めいているのがちょっと気になるが。
それでもドンキPCは、ドンキでサクッと買えるというメリットがある。おそらく保証もしっかりしているだろう。最安クラスでUMPCが欲しい人に良いかもしれない。
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